もう10年くらい Haskell でプログラムを書いてなくて、すっかり忘れてしまったのだが、 今日は嬉しくなる記事を見つけたのでメモしておく。

著名な Haskeller の山本和彦氏が Haskell の遅延評価に別れを告げている。

昔に読んだ下のメールを思い出す。

Haskell を分岐して遅延評価を捨てた言語を作りたい、 博士課程で遅延評価の研究に十分な時間を使い、 90%のケースで遅延評価がいい評価戦略でないことを確信した。 それが必要とされる10%ではプログラムに明示的に宣言したほうがプログラムは明確になるだろう。 Haskell はいい言語だ、純粋はグッド、型クラスもグッド、 モナドもグッド、しかし、遅延評価はうんこ。

そのときは某匿名掲示板にコメントしたが同意は得られなかった。 今更ではあるが、自分の頭が悪くて遅延評価を使いこなせなかったわけではなかったことを確認できて嬉しい。

今調べるとこの人は GHC の偉い人と一緒に論文を書いてる人だった。