自宅をリノベーションした
9年前に購入した2003年7月築の4LDKをリノベーションした。
- キッチン
- ユニットバス
- 洗面台
- 和室を洋室に変更
- スレート屋根をガリバリウム鋼板で重ね葺き
- 外壁塗装
- ベランダ防水
- 2Fのフロアを重ね張り
- 全室クロス張替え
- 階段の手摺交換
- 階段照明
- インターフォン
- 1Fトイレ: 一体型トイレ、収納新設、床
- 2Fトイレ: 一体型トイレ、収納新設、手洗い新設、床
- リビング・キッチン・ダイニング照明
- 壁掛けテレビ用に壁補強
- 室内物干しワイヤー
- 光コンセント移設
- 1Fと2Fの間の有線LAN敷設
- その他いろいろと交換
お金がまたたく間に消えていく様に、インフレを実感せずにはいられなかった。 随分とお金をかけた割には予算不足で以下のあたりは変えてないので新築のようにはならなかった。
- 1F各部屋のフローリング
- 玄関
- アルミの窓枠
- 外構
仮住まい
築20年のタイミングで仮住まいして一気に全部変えて新築のようにしようと購入したときから漠然と計画していた。 しかし、実際に仮住まいするのは想像以上に大変だった。
まず物件探しが大変。 小学校の通学と保育園の通園を考えると近くの物件が絶対条件のためもはや選択肢はなかった。 幸い UR の 3LDK がひとつあったので助かった。 もしもこれがなかったら物件探しは一体どうなっていたのだろうか。
4LDK から 3LDK に狭くなるのも大変だが、 引っ越し直後はダンボールでひと部屋潰れて実質 2LDK に引っ越したような狭さだった。 持ってた家具も合わないので、無駄なスペースが発生するが、かと言って家具を買うわけにもいかない。
UR なので保証人が要らないが、不動産賃貸契約は当然必要だし、 電気・ガス・水道・インターネットと契約手続きが目白押しだった。
仮住まいは大変だったが、そんなことをリフォーム会社の人は教えてはくれない。 リフォーム会社としては仮住まいしてもらったほうが工期が短いので嬉しいだろうし。
一気に全部やろうとするのも考えもの。 足場を組んで屋根と外壁は住みながらやっておけば、仮住まいの期間も短くなっていたし、 分割することでより吟味する心のゆとりがあっただろう。
一方で仮住まいのメリットは工事の騒音を気にせずに在宅勤務できたこと。 もしも、仮住まいの物件が改修工事中だと無意味だが。
一時的に住む場所が変わることで旅行のような楽しさはあった。 休日は子供と近所を探検したり、いつもと違う公園で遊んだりした。
引っ越し
短期間に2度も引っ越しするのは人生初だったし、4人ファミリーでの引っ越しも初だった。
引っ越しの料金は20万くらいを最初に言われるが、交渉すると14万くらいに下がったりする。 引っ越し業者としては早い時期から割り引く必要がないので、2,3週間くらい前に引っ越し業者に連絡するのがよさそうだが、 1ヶ月前には確定しておきたいし、こういう駆け引きは面倒なのでしたくない。 いい方法はないだろうか。
荷造りは一日くらいで終わると思っていたが、 都度ホコリを掃除機で吸い取ったり、ダンボールに収まりにくものをどうにか収めるためにダンボール工作したりで 予想以上に時間がかかった。
まず大掃除を徹底的にしたほうがいい。 そうしないと引っ越しのときにホコリだらけになるし、引越し先までホコリだらけになる。
荷物の行き先を書いてないものは都度どこに置くか聞かれることになるので、書いておいたほうがいい。
行き先の部屋は洋室6畳のように書くのが一般的だと思うが、 これだと場所を覚える必要があるので、部屋の順番に A,B,C と付けた。
業者選定と見積もり
4社に見積もりをお願いした。 一般的には2社か3社くらいだろうか。 大変だったがこれはよかった。 こちらのイメージが固まっていなかったので、 各社と打ち合わせをすることでより詳細に決めることができたし、 最終的には各社からもらった良いアイデアを集約した。
仕様変更とトラブル
発注側のイメージが固まっていなかったので 最後のほうまで変更が発生した。 それもひとつの原因で、結構トラブルが発生した。 今でも洗濯機が収まらず、追加で工事が必要になった。
出来上がって家具を配置して問題に気づくこともあるし、 工事業者はばれなければごまかそうとする。 発注側がしっかりとすべての段階でチェックが必要。 プロだから任せておけば大丈夫のものができると考えていた。
見積もりの段階で現場監督となる人が誰か、経験豊富かとかも確認しておくといい。